鏡の法則は自分の中にある。

鏡の法則を読んで、人間関係というのは、つくづく自分の意識が作り出しているんだな〜、と思います。

一見、相手が悪いように見えても、突き詰めていったら、自分の意識を外側に映し出している。

だから、自分を変えることが、人間関係をリアルに変える方法だということが分かりました。私は以前、アバターコースというセミナーを受講したことがあって、その中でも意識のことについていろいろと学びましたが、このコースでの学びがあったから、鏡の法則で書かれている内容も深く理解できたと思います。

人間は、自分のみたくないところを外側に投影します。相手の中に過ちをどうやらみるようです。だから、相手を責めていたり、自分が批判的になっていたとしたら、自分の中に、何かみたくないものがあるというサインだと思いました。

こういうことを気づき人が世の中にたくさん増えたら、もっともっといい世の中になるし、もっと住みやすい世の中にんると思いました。

この本は非常に有意義でした。

いじめや親子関係についての問題解決の糸口が分かる

また、鏡の法則では夫がてっきり関東の人の話かと思っていたんですが、いきなりコテコテの大阪弁で話すのがユニークでした。

でも、U太にいじめっ子が「いじめててごめん」って言ってきたのが驚きでしたね。きっと母親に色々と言われていて暗い表情をしていたけど、それが改善したから表情が明るくなり、それがいじめっ子にも伝わって謝ってきたのではと思うんです。

いじめている方も何か人よりも劣っているなという偏見を持っていて、それが対等だなと思った時にいじめるのを辞めるのかなと感じました。

この鏡の法則というストーリーを通して感じたことは、親とその子供の関係のあり方について学べると思いました。どこの家庭にもあるような問題をテーマとし、その1番の原因を分かりやすく書いていると思います。

もしも自分の子供がいじめに合っているなら、親との関係が上手くいかずに困っているのなら、この鏡の法則を読めば、その解決の糸口が分かると思います。

自分1人で考えていないで、迷わず心理分析のカウンセラーやその知識のある人に相談をするのが大切ですね。その第3者のアドバイスで、「ハッ」と気が付くことがあるんです。

その目の前のことにばかり目を向けているからその原因が分からないので、他に目を向けることができるようにするきっかけを考えることがポイントなんだと学べた鏡の法則でした。

相手を尊敬することが子供と上手く関係を築ける方法だと分かる

金銭的にも苦しいのにも関わらず、それでも子供のためにやってくれるところが男の親なんですよ。家ではこの父親の行動を母親がやってくれました。深夜に病院に連れて行ってくれて、朝から夜まで働いてくれたんです。それで色々な習い事もできたし、外食もできたと思います。

でも、今だに親孝行もろくにできないけど、それを感謝の気持ちを言葉で伝えるだけでも親孝行になるだということが分かりました。その言動には奥があり、それが愛情なんだということに気がつくことも感謝になると知り、自分でもできそうだなと思いました。そして、居心地のいい関係を築くのが大事で、あまり無理しないことが上手くいくのではと感じた鏡の法則です。

A子さんがY氏と電話で話してから、子供と同じ目線で話すようになり、まるで友達同士のように楽しく会話しているのも素敵です。そして、夫を尊敬し、まるで新婚の時のような妻の姿に変わっているのもいいですね。尊敬すると、急に「男の中の男よ」と褒め称えるあたりが微笑ましいです。

仲のいい夫婦って、こういったところが上手くできているからこそ、いつまでも仲がいいんでしょうね。尊敬は夫の仕事への偏見も解消し、それを見る子供も「嬉しい」って思うのだと分かりました。

ちょっと笑っちゃったのが、冷めた親子丼を3人で食べたとあるのですが、電子レンジはなかったですかね?、ちょっと軽くフライパンで温めるとか、オーブントースターがないかなと思っちゃいました。昭和の香りがして、なんだか懐かしくなる鏡の法則ですね。

父親と母親への接し方の違いが子供との関係にも違いが出る

子供には親の愛情ってものが分からないんですよ。なんとなく感じますけど、まだ怒りたくなるほど心から愛した人っていないもんだから、その親の深い愛なんてものを感じ取ることができないんです。

鏡と法則で学べるのが、親と子供が上手く関係を築けないのは、こんな見えない壁があるからだと思いました。「愛情が負担になる」というY氏のこの言葉って子供から見ると下手に期待されてしまって、プレッシャーとなっちゃうんです。なんだか自分のことを信用されていないようでもあって、イラッとしちゃう。だからこそ反抗的な態度を取ってしまうことになるんです。

女性の場わいは、父親に見せていた態度と行動などが夫に対してやってしまうことになるとY氏が言っていますが、本当ですね。これってなんだか女性特有のコンプレックスがそうさせるのでしょうか。それが意地となり、わざと正反対の態度をとったりしてしまい、嫌われてしまったりするんです。

でも、男性はそういったところが上手くコントロールできるから、あえて口を出さないで見守っている。心と心は繋がっているから、子供もあえて会話をしなくても父親と上手くいくんですよね。最初の方でどうして父親があまり口を出して関わろうとしないのかというところが理解できたような気がします。

父に感謝できることの内容の中で、夜中に高熱が出たら救急車まで呼んでは肉体労働で疲れているのに連れて行ってくれたとか、泳ぎを教えてくれた、文句も言わずに私立の多額の学費を出したという部分が、本当に娘を思う父親の姿だなと感じた鏡の法則です。

不器用な父を理解できなかった子供も悪かったと感じる

凄く言ってくれると心が穏やかになるなと思ったのが、「心の世界はつながっている」という言葉ですね。鏡の法則では親の問題と子供の問題の解決方法は同じだということがとても理解できるんです。

父が長年、娘が心を開かなかったことに悩み、拒否されてきたのが辛かったんだということをA子さんはY氏との会話で気がついた。それが今、そっくりそのまま自分に当てはまるってA子さんは気が付いたってところが学べるところですね。自分がやられないと分からないってことって色々ありますが、まさにそれなんです。

父も不器用な人で、いまいち自分の気持ちを素直に表現できず、優しくするのがカッコウ悪いって思ってた昭和の人だったのかな?と感じました。昭和のお父さんって言葉少なで、頑固なところがあるんですよ。だから、子供に厳しいところもあるんですよ。おじいちゃんもそうでした。それを上手く理解できず、娘は反抗心をむき出しにしてしまったんでしょう。

鏡の法則では口煩いのも大事な娘のためでもあり、間違った道にそれないようにしたいという親心だったのだと伝わります。確かに、親が人の子供にはやたらと優しくてニコニコしているのが不思議でした。

なのに自分の子供には凄く厳しく言うんですよ。子供の頃には理解できず、「嫌いだから?」と自分を責めたものでした。それが、今となっては誰よりも心配だから、誰よりも大切な人であるからこそ、そのような態度をとったんですね。

Y氏の描く道にハマっていくA子の姿に自分を重ねる

この鏡の法則に登場するY氏という人は、とにかくどんどんと話を進めていく人ですね。スラスラと悩む人を優しい言葉で自分の描いた通りの道を走らせるテクニックがあるんです。普通は途中で「なんでそんなことしなくちゃならないの?」って反発したくなっちゃうのに、このY氏の進め方はとってもナチュラルで自然だから、いつの間にかそのペースにハマっちゃってるんですよ。

ちょっと頑固なA子もその手の平の上で転がされちゃってるところが、なんだか面白いですね。いつの間にか「許せない」って思ってる父親に電話しちゃってるんですから。電話して父の声を聞いてちょっとためらったけど、やっぱり娘なんですよね。20年もゆるせなかったのに、謝ることができたんです。「嫌い」と思っていても、やっぱり本当に嫌いになれないのが親子なんだと思いました。

頑固な父からは謝るなんてことは絶対無いけど、何かきっかけがあったら仲直りしたいなって心のどこかでは思ってるんですよ。父とは仲直りできたのも「自分に解決できない問題は決して起こらない」というY氏の言葉は凄く救いになりますね。子供のいじめ問題も解決できるからこそ起こるのなら、凄く心が楽になります。

鏡の法則に出てくるY氏の「その問題が起きたからよかった」というところが、他のアドバイスをしてくれる人とは違うなと思いました。かえっていじめ問題が恩恵をもたらすなんて言葉は、悩んでいる人に気軽に言えませんよ。それをこのY氏は軽く言っちゃうんですから驚かされました。

母自信にも父との深い悩みがある

どこか普通の母親とは違い、子供ながらに他人のように感じもしたものです。見えない壁とは、こういった状況を言うんだろうなと思いますね。やっぱりこのA子のように、母の方が4年生の大学を出て、父は高卒です。だからでしょか、母は上から目線で物事を言うし、どこか父を自分よりも下に見ているところがあって、話を聞こうという体勢にはなかったんです。だから、いつも喧嘩になるんですよ。

そんな母だから、子供から気安く話しかけることなんてできませんでした。ほんわかとした家族なんてならず、いつも家族がバラバラだったんです。なんだか、この鏡の法則に出てくる家族は家の状況と似ていて、驚きました。

このA子は自分の父親と何かあったんですね。「許せない」なんて気持ちがあるなんて、よっぽど嫌なことがあったからってことが伝わってくる鏡の法則です。

食事をする前になると説教をしたり、大声で怒鳴りつけるなんて、父親は本当に嫌なものです。だって、お腹がペコペコで、せっかく夕食を楽しみにしていたのですから。それに、いちいち付き合っている男性のことを言われると、かなり傷つきますね。

どちらかと言えば、応援してくれたらいいのにって思うんですよ。それが「ろくな女にはならん」って、かなり娘を上から目線で自分の都合のいいようにしたいっていう欲求が感じられます。これって、子供にとってはかなりトラウマになるんです。

Y氏の以外な言葉に母が問われる問題に驚く

しかも、「誰か身近な人を責めていませんか?」という質問が、なんだか意味ありげな鏡の法則です。自分がよかれと思っていたことが、反対にその人を責めているという感じがするんです。「私たちの人生の現実こそが自分の心を映し出す鏡」という言葉もとても印象的です。

心の中で我が子を責めてしまい、それが人生という鏡に映し出されたから、大切な子供が責められてしまい、悩んでいるというのは、自分自身の悩みでもあり、大切な子供が人から責められるようにしてしまっているというところが凄く印象深いと感じました。

このA子にはどうももう1人のA子がいるような気もします。1人は夫に養ってもらっているという尊敬の念を抱く人、そしてもう1人は自分よりも学歴が下という蔑む人がいるようです。それが子供のいじめ問題とも重なり、1人は可愛そうと思っているのに、もう1人は子供に「自分でなんとかしなさいよ」と思っているんです。

問題は母親のA子自信でもあって、まずはそちらの方から変えていかないとダメというところが驚きました。人間ってどこか自分が良ければいいってところがありますよね。いくら子供でも、「本人の問題」ってところがあるんですよ。家の母親は私の学校の話も聞かず、ほとんど無関心でした。

普通の母親なら、「今日は何があったの?」とか「何が食べたいの?」とか聞くと思うんです。でも、そんな話はしたこともなく、どこか近くて1番遠い場所から見ている人だったんです。だから、自分の気持ちや考えを伝えるなんてことができませんでしたね。

Y氏に自分の子供の問題を打ち明けて涙を流す母が気の毒

まあ、まったく「お前がなんとかしろよ」なんて言ってはまったく子供に無関心な父親もいますから、まだY氏を紹介してくれただけいいんでしょうか?妻としては、紹介するだけで「気楽よね」って言うのも分かりますね。

できればそんなまったく知らない人に自分の子供のいじめ問題をさらけ出すなんて、なんだか恥ずかしい気持ちがあります。母親がしっかりとしていないから、子供がいじめられているんではないかと思われるのが嫌なんですよね。

だから、人に相談もせず、なんとか気丈に毎日を過ごしてきたけど、やっぱり母親はすっごく子供のいじめに対して悩み、誰かに相談したいっていう悩みで毎日が暗くなるんです。でも、この鏡の法則に出てくるY氏に打ち明けたことで、その溜めていた気持ちが涙となって溢れ出たんでしょう。

やっぱり一人で抱えるには問題が大きすぎたのか、お腹を痛めて産んだ我が子がいじめられているのは、ほんとにわが身も切られるような痛みだったと思うのです。

このY氏のカウンセリングの仕方というのはとても興味がありますね。普通ならその悩みを抱える人が話をしてからそれに対してアドバイスをするのですが、逆にこのY氏から質問をして、悩む人が答えているのが面白いと思う鏡の法則でした。

いじめられているU太の問題に父の存在が不思議

この鏡の法則ではもう1人でもいいから、酷く言葉を浴びせる子に「そんなこと言っちゃ可愛そうだよ!」ってU太君をかばってくれる子はいないんでしょうか。そう声を出したくなる、いじめの現場がリアルに伝わってきて悲しくなりました。

もしも自分がその場にいたら、その8人も子供がいるグループに面と向かって言えるかなあと思いますね。いくら大人でも、ちょっと尻ごみするでしょう。子供の間のいじめってどうも止めにくいんです。かえってこちらが囲まれそうだし、そのボールを当てられそうなのも怖いですね。

母親ならどのボールを当てられてでも我が子を守る行動をするでしょう。このU太の母親なら、それができそうだなと思いました。もし、この時点でそのイジメている子供達に「いじめないで!」ってしっかりと親が言うことができたら、もしかするとそれ以上は酷い言葉を言われずに済むのかなと思いました。

そんな時に父親っていじめている子供達やその親と向かい合って話すことはできないのかな?と感じました。鏡の法則では、なんだか母親ばかりが自分の子供と向き合っているようで、肝心の父親ってのはなんだか見て見ぬフリをしているような感じがするんです。

やっと出てきたと思ったら、心理学にも詳しいY氏っていう先輩を紹介したなんて、ちょっと自分ではこの問題に関わりたくないのかな?って思い、ムカッとしちゃいました。